相続をスムーズに行うため、相続人の代表として役所や金融機関などの手続きを代表して行う「相続の代表人」を選出することがあります。この代表相続人は、責任感があり、相続人全員の信頼があるような方がなるといいでしょう。手続きの中で、相続人全員が被害を被る可能性があるため、前述したように信頼のある方が適任です。
また、固定資産税の納税通知書の取得や、金融機関での払い戻しや名義変更手続きなどは平日の日中であることが多いため、時間に融通が利く方がいいでしょう。
ただし、相続の代表というだけであって相続が増える(または減る)ということもないため、特段メリットもありません。
そのため、行政書士や司法書士などの専門家に依頼という選択肢もあります。専門家に依頼するメリットと費用を考えて検討しましょう。