デジタル遺産とは、FXや仮想通貨の取引アカウントやSNSアカウントなど、デジタル形式で保管されている財産のことです。不動産などと同様にデジタル遺産の対策も必要です。
遺言書に書き記すまでも…という場合にはエンディングノートに書いておくなどを対策をしておくことで、万が一の場合にも、ご遺族がきちんと資産を受け取れたり、余分な利用料など取られ続けることもないため安心です。
また、Twitterやインスタグラムなど幅広い年齢層の方が利用しているSNSもデジタル遺産のひとつです。利用者が亡くなられた際に、それぞれのサービスでご遺族がアカウント削除の手続きを取るなどの対応方法があります。
さらに、iPhoneをお使いの方は「故人アカウント管理連絡先」というものがあり、ご本人が亡くなった後に、Apple ID/iCloudのデータにアクセスできる人を指定する機能です。アクセスできるデータは、写真/ビデオやメッセージ、通話履歴、メール、メモ、連絡先、カレンダー、ダウンロードしたアプリやファイル全般のため、iPhoneをお使いの方は合わせて確認してみてはいかがでしょうか。