一般的に遺書は亡くなられる前に書くものと思われていますが、書かれるタイミングは早ければ早いほど利点があります。遺書について考えた時こそが、書くタイミングです。
遺言書は元気なうちにしか残すことができません。判断能力の低下や認知症になってしまっては「遺言能力に疑いあり」とされてしまい、無効となる可能性が十分に考えられるからです。また、不慮の事故にあってしまうなど作成ができなくなることもあるからです。
もちろん、遺書は亡くなるまでの間は、いつでも内容を撤回することや破棄することができますので、状況に合わせてアップデートしていくとご自身の意思に沿ったものができるでしょう。